泥レスの魅力



肉付きのよい2人の女性が、泥にまみれて組んずほぐれずのプレイをリング上でくりひろげる泥レス。

ネットで検索してみると、アメリカでは古くから行われてきたらしい。1938年1月7日にオハイオ州アクロン
という町で女子プロレスラーによって泥レスが行われたと、雑誌「ライフ」に掲載されたそうだ。
(Ohio.com:http://www.ohio.com/lifestyle/history/mud-wrestling-1.45451?ot=akron.PhotoGalleryLayout.ot&s=1.178579)
また、戦後復興したドイツ、ハンブルクのレーパーバーンという歓楽街では、ストリップショーや泥レスを
見せる店があったという。(YouTube,"Hamburg Reeperbahn 1960")

わが国では、「大宅壮一文庫雑誌記事索引」によれば、1980年代はじめに泥レスブームがあったようで、
1981年にアメリカから来日したレスラーたちを紹介する記事名が散見される。

このなかには、新橋ビアガーデン(汐留ガーデンと改称後、2009年閉店)と思われる場所での泥レスの写真がある。
観戦料は大ジョッキ、つまみ付きで2,500円。ファイトマネーは一晩1万円。(「週刊文春」1981年6月11日号掲載)
いわゆる「ビアガーデンの泥レス」は、ここが発祥の地なのだろう。

この索引で分類されているように、泥レスは「見世物」であり、けっしてスポーツ競技ではない。そのため、
レスラーは女性である必要があるし、観客なしには成立しない興行である。

管理人の記憶に残るものを並べてみる。
・テレビドラマ「夏・体験物語2」(TBS1986年7〜9月放映)第5話:中学生役2人による、ランパブでの泥レスのアルバイト。
・AV「ジーザス栗と栗鼠スーパースター1」(Noah select special1989年):山本なつきのコスプレと泥レス。
・ビデオ「校内写生認定実写版」(1993年発売):女教師と女子生徒がどしゃぶりの雨のなかでとっ組みあい。
・バラエティ番組「ラスタとんねるず」(フジテレビ1994年4〜9月放映):豊田真奈美、井上貴子のドロレス、ドロハンド。
・小説、桜庭一樹「赤×ピンク」(ファミ通文庫2003年発行、角川文庫2008年発行):秘密クラブでの泥レスの描写あり。
・プレーステーション2用ソフト「ランブルローズ」(コナミ2005年製作):CGで描かれた泥レスと製作者のコメントが話題に。
・アニメ「GIRLSブラボー」第2期(2005年1〜4月放映)第2話:ヒロインの一人が百合っ気のある選手と対戦。
・アニメ「クイーンズブレイド流浪の戦士」(2009年4〜6月放映)第3話:賞金稼ぎの泥レス、オイルレスリングに参加。
・テレビドラマ「ここが噂のエル・パラシオ」第6話(テレビ東京、2011年10〜12月放映):澤山璃奈と愛川ゆず季の泥レス。
・アニメ「世界でいちばん強くなりたい!」BD/DVD映像特典(2013年〜2014年発売)「衝撃の泥レスリング!」「必殺のローション相撲」を収録。

YouTubeのさまざまな動画のうち、「快楽美美向前冲」(中国、湖南経済電視台、2010年放映)という番組の流出画像がイチオシ。
日本のTBSテレビ「Sasuke」風のセットで格闘する中国人女性たちが、番組後半に泥んこサッカーや泥んこラグビーをして、
目と口だけが開いた泥人形のようになるのがすさまじい。


(2013年11月9日掲載)
(2014年5月6日「世界でいちばん強くなりたい!」を追記)


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